【新人船乗り必見】現役航海士が「船に持ち込んで人生変わった」神アイテム5選

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初めての乗船、何を持っていけばいいか不安ですよね。

ネットで調べても『洗面用具』とか当たり前のことしか書いてない…。

そこで今回は、現役航海士の私が『これがないと船生活が詰む』レベルで愛用しているガジェット・便利グッズを5つ厳選しました。 荷造りの参考にしてください。

1位 【船室が「書斎」に変わる】ノイズキャンセリングヘッドホン(Sony WH-1000XM5)

船生活で一番のストレス、それは「逃げ場のない騒音」です。 船のエンジンの重低音、空調の音、相部屋での生活音……。船内は24時間、常に音が鳴り響いており、慣れないうちは勉強に集中することも、静かに休むことも困難です。

そこで私が「荷物になってでも絶対に持っていけ」と断言するのが、Sonyの最高峰ノイズキャンセリングヘッドホン(WH-1000XMシリーズ)です。

実は私、学生時代にこのシリーズを購入して以来、かれこれ8年間ずっと愛用しています。 当時の学生の私にとって数万円は大きな出費でしたが、今振り返れば「人生で一番正解だった自己投資」です。

イヤホンではなく、あえて「ヘッドホン」をおすすめする理由があります。

  • 圧倒的な没入感: 耳全体を覆うので、スイッチを入れた瞬間、ゴゴゴ…という船の振動音がフッと消え、船室がシーンとした「書斎」に変わります。
  • 耳が疲れない: 海技士試験の勉強で何時間も集中する場合、イヤホンだと耳が痛くなりますが、ヘッドホンなら快適に続けられます。
  • バッテリーが長持ち: 30時間以上持つので、日本から乗船地への長時間フライトでも充電切れの心配がありません。

最新モデルの「WH-1000XM6」は、ノイズキャンセリング性能が業界最高クラスに進化しています。 安い耳栓でストレスを溜めるくらいなら、将来への投資だと思ってこれを選んでください。「集中できる時間」をお金で買うと考えれば、決して高い買い物ではありません。

2位【現場の相棒】G-SHOCK DW-5600UE-1JF(デジタル・ベーシックモデル)

船乗りといえば高級時計…というイメージは、あくまで休暇中の話です。 鉄の塊である船上で、数十万円の時計をつけるのはリスクでしかありません。

私が現場実務において「これが最強」と結論づけたのは、G-SHOCKの中で最もスタンダードな**「DW-5600UE-1JF」**です。

なぜ、あえて高機能な電波時計やアナログ時計ではなく、この「ベーシックなデジタル」を選ぶのか? 現役航海士ならではの3つの理由があります。

① 船内時刻(Ship’s Time)への変更が最も楽

外航船では、東西に移動するたびに頻繁に時計の針を進めたり戻したり(Advancing / Retarding)します。 電波時計やスマホ連携モデルは、勝手に現地時間に修正されたり、操作が複雑だったりと、洋上では逆に不便です。 その点、このモデルは「ボタン長押し→進む/戻る」という単純操作だけ。寝ぼけた頭でも数秒で船内時刻に合わせられる「単純さ」こそが、現場では正義です。

② ログブック記載の「即応性」

航海士は、変針時刻や位置確認(Fix)など、ログブック(航海日誌)に**「分」単位で正確に記入するシーンが多発します。 疲れている夜中のワッチでも、アナログの針を目で追うより、「12:30:00」と数字を直読みできるデジタルの方が圧倒的にミスが起きません。 特にこの「UE」モデルは高輝度LEDライト**に進化したため、真っ暗な船橋(ブリッジ)でも一瞬で時刻を確認できます。

③ 「鉄の塊」に勝てるタフさ

船内は狭く、ラダー(急な階段)や重い水密扉に手首をガンガンぶつけます。普通の時計ならガラスが割れる衝撃でも、G-SHOCKなら傷ひとつ付きません。 海水で濡れても、グリスやペンキで汚れても、水道でジャブジャブ洗えば元通り。

「壊れない、見やすい、合わせやすい」。 プロの道具に求められる条件をすべて満たして、価格は1万円以下。 現場でガシガシ使い倒すなら、結局このモデルが最適解です。

3位 【0秒で脱ぎ履き】Skechers Hands Free Slip-ins(スリップインズ)

船の居住区(Accommodation)での生活で、地味にストレスなのが「靴の脱ぎ履きの多さ」です。 洗濯カゴを抱えてランドリーに行く時、夜食を持ってメスルームから部屋に戻る時……両手が塞がっているのに、いちいち靴紐を結ぶのは最高に面倒ですよね。かといって、だらしないサンダルで歩き回るのも気が引けます。

そこで導入して感動したのが、バナナマンのCMでもおなじみの「手を使わずに履ける靴(スリップインズ)」です。乗船の際の必需品になっています。

  • 立ったまま「スッ」と履ける: 文字通り0秒です。腰をかがめる必要も、手を使う必要もありません。
  • かかとが潰れない: 特殊なヒール構造なので、急いで踏んでしまっても形が崩れません。
  • 「ちゃんとした靴」に見える: スニーカータイプなら、そのまま上陸して街を歩いても違和感がありません。もちろん当直中に履いても問題ありません。

【ネット購入のサイズ選びが不安な方へ】 「靴をネットで買うのはサイズが心配…」という方も安心してください。 Amazonが販売・発送する靴なら、「30日間返品無料(返送料も0円)」というルールがあります。

  1. サイズに迷ったら、26.5cmと27.0cmを両方注文する。
  2. 届いたら、タグを切らずに室内で試し履きする。
  3. 合わなかった方を着払い(送料無料)で返品する。

実はこれ、Amazon公認の賢い買い方です。これならお店で試着するのと変わりません。

4位【Anker】Prime Charger(140W・4ポート急速充電器)

船に乗り込む際、少しでも荷物を減らしたいですよね。 以前は「PC用のデカい充電器」「スマホ用」「延長コード」と色々持ち込んでいましたが、この最強の充電器を導入してからは、これ1台ですべて完結するようになりました。

私が愛用しているのは、Ankerの最高峰モデル「Prime Charger (140W, 4 Ports)」です。 そこらへんの安い充電器とはパワーが違います。

  • PCの巨大アダプタが不要に: 最大140W出力なので、MacBook ProなどのハイスペックPCでも爆速で充電できます。重い純正アダプタは家に置いていきましょう。
  • 4台同時充電でも速度が落ちない: USB-Cポートが3つ、USB-Aが1つあります。PC、iPad、スマホ、イヤホン……全部まとめて繋いでも余裕です。コンセントが少ない船室でも、これ1つ挿せば「充電ステーション」が完成します。
  • 断線対策(セットで用意): 洋上でケーブルが断線したら終わりです。絶対に切れないAnkerのナイロン製ケーブルとセットで用意すれば、充電環境は無敵になります。

価格は少し高いですが、「全ての電子機器の命綱」です。 安物を買って洋上で壊れるリスクを考えれば、ここにはお金をかけるべきです。

5位【節約の神具】BRITA(ブリタ) 浄水フィルター付きボトル

船乗りの悩み、それは「飲み水の確保」です。 船の水道水はもちろん検査済みで安全ですが、タンクや配管が古くて「鉄サビの味がする」「カルキ臭がきつい」と抵抗を感じる人は多いです。

だからといって、入港のたびに重いペットボトルの箱買いをして、居住区の階段を担いで登るのは苦行でしかありません。お金もかかります。

そこで導入してほしいのが、BRITAの「携帯用浄水ボトル」です。

  • 水道水が「天然水」に変わる: ボトルに船の水道水を入れるだけで、飲む直前にフィルターがろ過してくれます。あの独特なカルキ臭や錆の味が消え、まろやかな美味しい水になります。
  • 圧倒的な「ザイテク」効果: 毎日ペットボトルを1本買うと、4ヶ月で約15,000円かかります。しかし、これならカートリッジ1個(数百円)で150リットル分。圧倒的な節約になります。
  • 重い荷運びからの解放: もう二度と、腰を痛めながら水の箱を運ばなくて済みます。

ブリッジに持っていくのもよし、ジムで使うのもよし。 カートリッジは消耗品なので、乗船前に「交換用フィルター」を数個まとめ買いして持っていくのを忘れずに!

まとめ:「快適さ」への投資は、将来の資産になる

今回紹介した5つのアイテムを振り返ります。

  1. 【静寂】Sony WH-1000XM5(勉強と睡眠の質を確保)
  2. 【現場】G-SHOCK DW-5600UE(タフで正確な相棒)
  3. 【楽々】Skechers スリップインズ(居住区ストレスからの解放)
  4. 【最強】Anker Prime Charger(荷物を減らすインフラ)
  5. 【節約】BRITA 浄水ボトル(水代をゼロにする)

全部揃えると数万円の出費になりますが、これから稼ぐ船乗りの給料を考えれば安いものです。 むしろ、ここでケチってストレスを溜めたり、体調を崩したり、勉強に集中できずに試験に落ちたりする方が、よっぽど「損失」になります。

船の上にはコンビニもAmazonもありません。 「あ、買っておけばよかった」と太平洋の真ん中で後悔しても遅いのです。

陸にいる今のうちに完璧な準備をして、万全の状態で乗船してください。 良い航海を!(Bon Voyage!)

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